留学についての相談や手続はもう一段落しているので、あれ、なにかあったかな?とちょっとひやっとしました。
電話の内容は、卒業アルバムはどうしますか?ということ。
息子は4月、6年生のクラスに数週間だけ在籍してニュージーランドへ行くので、本来であれば卒業アルバムはいただけません。「Y君(息子)はお友達とも仲がいいですし、日本の学校の記念にもなるかと思いまして。もしご希望があれば出発前に顔写真をとって、表紙に使う絵の一部も描いてもらって、来年3月にお渡しできるようにがんばってみます」
留学のことで頭がいっぱいで、お恥ずかしながら卒業アルバムのことなんて考えてもいませんでした。
ちょうど息子が近くにいたので、先生には電話口で待っていただいて息子にそう伝えたところ、パアッと顔が明るくなりました。「うん、欲しい。ぼく欲しいよ、卒業アルバム!」。先生に本人がとても喜んでいることをお話すると「わかりました。なんとかしますので、ちょっと待っていてくださいね」
息子の担任の先生は30代後半の男性で、正直あまり社交的な方ではありません。こちらからの質問にはていねいに答えてくれますが、それ以上は関わってこられない印象がありました。
なので、唐突にいただいた電話を切ったあと、じわじわと嬉しくなってしまいました。
息子の留学についてお話したとき「僕は海外の経験がありませんし、役に立つアドバイスはできません。でもY君には、ぜひ行ってもらいたいです。僕が見たことのないものを見てきて、いろいろ教えてほしいと思います」と言われました。
きっと先生は息子へのはなむけとして卒業アルバムの手配を考えてくださったのでしょう。親ですら思いつかなかった、でも息子がきっと喜ぶプレゼント。ああ、いい先生に見ていただいたなあと思います。
留学を決めてから改めて、たくさんの人に見守られていることを感じます。
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