オークランドへの事前旅行は、学校見学ともうひとつ「現地に住んでいる日本人と会う」ことが目的でした。といっても知り合いが住んでるわけではなく、初対面の人ばかり。
実際に会ったのは、エージェントの担当者、移住者支援をしている団体の職員の人、日本人のビザアドバイザー、語学留学関連の会社を経営している人。事前にメールでアポイントをとり、こちらの状況と意図を伝えて面談をお願いしました。
ビザの取り方だったり、就職相談だったり、実際の生活についての疑問だったり、もちろん面談の目的はありますが、実際に会って話を聞くと、メールのやりとりでは得られない思いがけない情報や発見があります。
ある人は3年計画で移住を実行されました。まず1年目に勤務先の仕事を整理して退職、2年目は徹底的に英語を勉強してオークランドにある大学院を受験。無事合格して3年目は大学生生活と就職活動。
その過程で感じたこと、迷ったこと、そして今ニュージーランドに暮らして考えること、お話のひとつひとつに重みがあり、思わず聞き入ってしまいました。
ある人からは、オークランドの日本人社会についてのお話が。日系企業のつながり、さまざまなグループの存在、そこに生まれるメリットとデメリット。異国で暮らすことの光と影を感じさせられました。
留学を前に、そういう現地の空気感のようなものを掴むことは、とても大事なことだと思います。もちろんもっと気楽に楽しむような滞在もあると思いますが、数年単位の生活となればネガティブなことも避けて通れません。
なにか起きたときに必要以上のダメージを受けて、留学そのものを損なってしまわないように、心の準備もしておかなくてはと思っています。
2014年2月27日木曜日
2014年2月26日水曜日
オークランド郊外のマーケットへ
オークランドへ学校見学へ行った週末、郊外のマーケットへ出かけました。マタカナというシティから車で1時間くらい北上した小さな街。
有名なマーケットらしく、朝8時に私たちが到着したころにはもう人も車もいっぱい。生鮮食品、パンや蜂蜜、チーズやお菓子を売る屋台も出ています。ちょっとヨーロッパ?を感じさせるセンスのいいたたずまい。
私たちは朝ごはん抜きだったので、さっそくワッフル&バナナ&ベーコンというのを試してみました。甘いバナナとかなり塩っぱいベーコンが、ふわふわのワッフルの上にどっさり。シロップとパウダーシュガーをトッピングしてボリューム満点です。
有名なマーケットらしく、朝8時に私たちが到着したころにはもう人も車もいっぱい。生鮮食品、パンや蜂蜜、チーズやお菓子を売る屋台も出ています。ちょっとヨーロッパ?を感じさせるセンスのいいたたずまい。
私たちは朝ごはん抜きだったので、さっそくワッフル&バナナ&ベーコンというのを試してみました。甘いバナナとかなり塩っぱいベーコンが、ふわふわのワッフルの上にどっさり。シロップとパウダーシュガーをトッピングしてボリューム満点です。
日本にいると、こういう食べ物はほとんど外で食べません。いわゆるカフェという空間が苦手で、美味しいものを食べていてもリラックスできないんです。年齢のせいもあるのかなあ。
でも、屋外のマーケットで、地元の人とテーブルをシェアしながらのんびり食べるとほんとうに美味しい。なんだかんだでぺろっと食べちゃいました。
商品の値段はどれも結構お高め。お客さんは白人が多くて、格好はラフだけどリッチな雰囲気が漂っています。オークランドのシティではあれほど見かけたアジア系の人たちを、ここでは観光客以外ほとんど見なかったのも印象的でした。
多民族国家のニュージーランド。住み始めたら、こんなふうにいろいろ考える場面に出会うのでしょうか。
2014年2月25日火曜日
息子の適性
息子は現在11歳、小学校五年生。学校の成績がすごくいいとか、スポーツができるとか、話上手とか、そういう「これ」といった特徴のない普通の子供です。ひとりっ子ゆえか大勢で一緒になにかをするのが苦手。基本ひとりで自分のペースで出来ることが好きです。
学校の休み時間も、仲のいい3人くらいの友達と遊ぶことはあっても、ほぼ図書館で本を読んでいるか、自分の机でなにか書いたりしてるそうです。本を読むのが好きなのは、家でテレビをほとんど見せていないこと、友達が来たときくらいしかゲームをやらないことが大きいかもしれません。
そう言うとけっこう驚かれます。また「教育熱心な親」だと思われてるんだろうなあ。
夫も私も朝のニュース以外ほとんどテレビを見ません。理由は、すぐ飽きちゃうから。夫はせっかちだし、私もやりたいことが多いタイプなので、じいっとテレビの前に座ってるのが苦痛なんです。
息子が小さいころは幼児番組とか子供むけの歌番組とか見せてましたが、自分が興味ないからついつい見せるの忘れて、息子もほかの遊びを見つけるとテレビにこだわらなくなって、現在に至ります。
ゲームも、親が手を出すのが億劫で先延ばしにしてると、息子はお友達と一緒のときはゲーム機を借りて遊んでるみたいですが、ゲームを買ってくれとは言ってきません。「それよりレゴ買って」。
あれこれ欲しがらないぶん、自分のこだわりは譲りません。
漢字の書き取りは「きれいに書いてたらさいごまで問題読めなかった」算数のテストも「数字をきちんと書いてたら問題ぜんぶ解けなかった」とマイペース。本人は点数よりも回答用紙が美しく仕上がることが大事・・・受験勉強の適性が低いことは明らかです。
さて、ニュージーランドの小学校ではどうなんでしょう。
学校の休み時間も、仲のいい3人くらいの友達と遊ぶことはあっても、ほぼ図書館で本を読んでいるか、自分の机でなにか書いたりしてるそうです。本を読むのが好きなのは、家でテレビをほとんど見せていないこと、友達が来たときくらいしかゲームをやらないことが大きいかもしれません。
そう言うとけっこう驚かれます。また「教育熱心な親」だと思われてるんだろうなあ。
夫も私も朝のニュース以外ほとんどテレビを見ません。理由は、すぐ飽きちゃうから。夫はせっかちだし、私もやりたいことが多いタイプなので、じいっとテレビの前に座ってるのが苦痛なんです。
息子が小さいころは幼児番組とか子供むけの歌番組とか見せてましたが、自分が興味ないからついつい見せるの忘れて、息子もほかの遊びを見つけるとテレビにこだわらなくなって、現在に至ります。
ゲームも、親が手を出すのが億劫で先延ばしにしてると、息子はお友達と一緒のときはゲーム機を借りて遊んでるみたいですが、ゲームを買ってくれとは言ってきません。「それよりレゴ買って」。
あれこれ欲しがらないぶん、自分のこだわりは譲りません。
漢字の書き取りは「きれいに書いてたらさいごまで問題読めなかった」算数のテストも「数字をきちんと書いてたら問題ぜんぶ解けなかった」とマイペース。本人は点数よりも回答用紙が美しく仕上がることが大事・・・受験勉強の適性が低いことは明らかです。
さて、ニュージーランドの小学校ではどうなんでしょう。
2014年2月23日日曜日
母子留学は孟母三遷?
孟母三遷。孟子の母親が息子に良い教育を受けさせるために住む場所を三回引っ越した、という話だったと思います。
夫を日本に置いて息子とふたりで海外へ行くというと、ものすごく教育熱心な家庭のように思われるかもしれません。う〜ん、どうなんでしょう。どちらかというと教育熱心にならなくていいようにニュージーランドへ行こうとしています。
私たち夫婦が息子に望むのは、自分で自分の道を探し、選び、進んでいく強さを身につけてほしいということ。偏差値という物差しに人生を左右されず、かといって社会を軽んじることなく、自分の立ち位置を見極められる人間になってほしい。
そのためには親自身もその立ち位置を守らなくてはなりません。子供はしっかりと背中を見ていますから。
でも正直、日本でそのスタンスをとり続けるのは容易ではありません。地元の公立学校の評判が悪ければ、受験させてでも環境のいい学校へ入れたいと考えるでしょう。息子の偏差値が上がれば、いい大学へ行って収入のよい仕事についてほしいと思うでしょう。
自分たちがそのロールモデルで育って、それ以外の道を知らないからです。
最近では大学生の親のために就職相談会が開かれるそうですね。それがしごく当たり前に報道されていることに驚きます。私たちはそういう親にはなれない、なりたくないと思うのです。
ニュージーランドへ行けば、私たちは異邦人。社会とどう関わるか、自分たちをどこに位置づけるか、すべて自分たちの意思と行動で決めなくてはなりません。英語もさして出来ない、海外生活の経験もない母親と息子にどこまで出来るかまったく見えません。
でも、そこでがんばって身に付く強さは、偏差値よりも英語力よりも大きな力になるように思うのです。おおげさかもしれませんが、生きる力を鍛えに行く、そんな気持ちでいるのです。
2014年2月20日木曜日
オークランドへ学校見学に
昨年の10月下旬、家族でオークランドへ10日間の旅に。息子の学校を見学するのと、母子生活を送る場所のイメージをつかんでおくことが目的です。
学校見学の手配は現地のエージェントにお願いしました。紹介されたふたつのプライマリースクールはどちらも高級住宅街にあり、周辺の治安も良いので母子留学にはお勧めです、とのこと。
ひとつは、現地の日本人駐在員の子供たちも通っているという学校。ちょうど休み時間ということもあってとてもにぎやかでした。内気というのではないのですが、初めての場所が苦手な息子はちょっと引き気味。校長先生に英語で話しかけられても固まったまま(笑)。緊張のうちに?終わりました。
そして車で5分ほど離れたふたつめの学校へ。
ここはIB(インターナショナルバカロレア)の初等教育を採用し、子供の個性や意思を引き出すための指導をしているのだとか。モンテッソーリやシュタイナーなら私たち夫婦でも聞いたことがありますが、IBとは?正直そういう情報にうとい私たち夫婦は、まずは現場を見てみることにしました。
こちらは授業中ということもあって、とても静かでした。高学年の子供たちは数名のグループに分かれて調べものをしていたり、一緒に図を作っていたり、先生の周りに集まって話を聞いていたり。日本の教室の風景とはまるで違います。
息子が、子供たちのやっていることに興味を持っているのを見て、案内係の先生がひとりの女子生徒に「なにをやっているの?」と話しかけました。その子はちょっと恥ずかしそうにしながら「人間の体の仕組みについて、どの部分がどういう働きをするのか絵にしているんです」と教えてくれました。
息子にそう伝えると「へえ」とひとこと。何か尋ねてみたら?と言っても「いいよ」と言って教室に張られた作品や本棚をきょろきょろ。まだ英語もわからないし、こんなもんかなあと思いました。
見学を終えて、さてホテルに戻ろうかと駐車場へ歩きかけたところで「ねえ。僕この学校に行きたい。ここで勉強したい」と息子が唐突に言ってきました。「え?そうなの?どこが気に入ったの?」「う〜ん、なんか居心地いい感じ」
日本の小学校でも、休み時間は図書館にこもって本を読むのが至福という息子。お友達と外で遊ぶのも嫌いではないのですが、よくいえばマイペース。担任の先生にも「もう少し協調性が身に付くといいですね」とよく言われています。
そんな息子が、初めてきた場所で「居心地がいい」とは。驚きながらも、ああここまで来てよかったとちょっとほっとしたのです。
学校見学の手配は現地のエージェントにお願いしました。紹介されたふたつのプライマリースクールはどちらも高級住宅街にあり、周辺の治安も良いので母子留学にはお勧めです、とのこと。
ひとつは、現地の日本人駐在員の子供たちも通っているという学校。ちょうど休み時間ということもあってとてもにぎやかでした。内気というのではないのですが、初めての場所が苦手な息子はちょっと引き気味。校長先生に英語で話しかけられても固まったまま(笑)。緊張のうちに?終わりました。
そして車で5分ほど離れたふたつめの学校へ。
ここはIB(インターナショナルバカロレア)の初等教育を採用し、子供の個性や意思を引き出すための指導をしているのだとか。モンテッソーリやシュタイナーなら私たち夫婦でも聞いたことがありますが、IBとは?正直そういう情報にうとい私たち夫婦は、まずは現場を見てみることにしました。
こちらは授業中ということもあって、とても静かでした。高学年の子供たちは数名のグループに分かれて調べものをしていたり、一緒に図を作っていたり、先生の周りに集まって話を聞いていたり。日本の教室の風景とはまるで違います。
息子が、子供たちのやっていることに興味を持っているのを見て、案内係の先生がひとりの女子生徒に「なにをやっているの?」と話しかけました。その子はちょっと恥ずかしそうにしながら「人間の体の仕組みについて、どの部分がどういう働きをするのか絵にしているんです」と教えてくれました。
息子にそう伝えると「へえ」とひとこと。何か尋ねてみたら?と言っても「いいよ」と言って教室に張られた作品や本棚をきょろきょろ。まだ英語もわからないし、こんなもんかなあと思いました。
見学を終えて、さてホテルに戻ろうかと駐車場へ歩きかけたところで「ねえ。僕この学校に行きたい。ここで勉強したい」と息子が唐突に言ってきました。「え?そうなの?どこが気に入ったの?」「う〜ん、なんか居心地いい感じ」
日本の小学校でも、休み時間は図書館にこもって本を読むのが至福という息子。お友達と外で遊ぶのも嫌いではないのですが、よくいえばマイペース。担任の先生にも「もう少し協調性が身に付くといいですね」とよく言われています。
そんな息子が、初めてきた場所で「居心地がいい」とは。驚きながらも、ああここまで来てよかったとちょっとほっとしたのです。
夫が日本へ残るわけ
ほんとうは家族3人、一緒に行きたかったんです。今でもそう思っています。
きっかけは息子の留学ですが、夫もニュージーランドに住んでみたいと思っていますし、私も家族別々になることは本来、好ましいと思っていません。とくに子供が小さいうちは、できるかぎり家族全員で過ごしたいと思っています。
ニュージーランドの法律は12歳以下の子供の留学に親の同伴を義務付けていますし、私たちも息子の単独留学はまったく考えていませんでした。
しかし家族3人で行くとなれば、現地で収入を得なくてはなりません。
夫はまったく英語に触れず30年以上働き、すでに50代。私は日常会話レベルの英語で、すでに40代後半。当然、ふたりとも海外で働いた経験はありません。
現地の専門学校や大学を卒業すれば、英語力もつき就職活動の幅は広がりますが、最低でも2年かかります。就職の保証もありません。年齢的に後がない私たちにはリスクの高い選択肢です。
そこで現地の日系企業に履歴書を送って、いくつか面接を受けてみました。私のキャリアに関連する仕事もあり、運良く採用のお話も頂きましたが、給与は日本の1/4。貯金を食いつぶしたらおしまいです。
ニュージーランドの永住権のことも調べました。子供の学費が免除されたり、仕事を選べたり、永住権のメリットは確かに魅力的です。しかし現地で就職して必要なキャリアを積み、就労ビザから永住権を申請できるのは55歳まで。すでに夫はアウト、私もよほど運が良くないかぎり間に合いません。
夫とふたり「あと10歳、若かったらなあ」と溜息をつきました。
息子の留学もなかば諦めかけていた私に、夫が言いました。「だったら、歳をとってる僕らだから出来る贅沢をしてみないか」。夫は定年まであと数年、会社員としての収入があります。私も20年以上働いてきて、いくばくかの貯蓄があります。いまなら日本とニュージーランドに家を置き、行き来しながら数年暮らすことも出来ないわけではありません。
たくさんのお金を遣い、エネルギーも使うことになります。海外生活の経験すらない私たちには精神的なプレッシャーもかなりあります。息子をニュージーランドで学ばせたい、という気持ちだけを頼りに、我が家の一大プロジェクト?がスタートしました。
きっかけは息子の留学ですが、夫もニュージーランドに住んでみたいと思っていますし、私も家族別々になることは本来、好ましいと思っていません。とくに子供が小さいうちは、できるかぎり家族全員で過ごしたいと思っています。
ニュージーランドの法律は12歳以下の子供の留学に親の同伴を義務付けていますし、私たちも息子の単独留学はまったく考えていませんでした。
しかし家族3人で行くとなれば、現地で収入を得なくてはなりません。
夫はまったく英語に触れず30年以上働き、すでに50代。私は日常会話レベルの英語で、すでに40代後半。当然、ふたりとも海外で働いた経験はありません。
現地の専門学校や大学を卒業すれば、英語力もつき就職活動の幅は広がりますが、最低でも2年かかります。就職の保証もありません。年齢的に後がない私たちにはリスクの高い選択肢です。
そこで現地の日系企業に履歴書を送って、いくつか面接を受けてみました。私のキャリアに関連する仕事もあり、運良く採用のお話も頂きましたが、給与は日本の1/4。貯金を食いつぶしたらおしまいです。
ニュージーランドの永住権のことも調べました。子供の学費が免除されたり、仕事を選べたり、永住権のメリットは確かに魅力的です。しかし現地で就職して必要なキャリアを積み、就労ビザから永住権を申請できるのは55歳まで。すでに夫はアウト、私もよほど運が良くないかぎり間に合いません。
夫とふたり「あと10歳、若かったらなあ」と溜息をつきました。
息子の留学もなかば諦めかけていた私に、夫が言いました。「だったら、歳をとってる僕らだから出来る贅沢をしてみないか」。夫は定年まであと数年、会社員としての収入があります。私も20年以上働いてきて、いくばくかの貯蓄があります。いまなら日本とニュージーランドに家を置き、行き来しながら数年暮らすことも出来ないわけではありません。
たくさんのお金を遣い、エネルギーも使うことになります。海外生活の経験すらない私たちには精神的なプレッシャーもかなりあります。息子をニュージーランドで学ばせたい、という気持ちだけを頼りに、我が家の一大プロジェクト?がスタートしました。
2014年2月18日火曜日
どうしてニュージーランド?
留学を決める半年ほど前、私の両親も一緒の家族旅行でニュージーランドへ出かけました。南島をぐるりとバスで巡るツアーだったのですが、行く先々で出会った子供たちが、なんだか明るくていいなあと思ったんです。
子供が明るいだけでなく、まわりの大人も一緒になって笑っているような、そんな明るさ。
とある小学校の校庭にパラシュートが着陸して、まわりにいた子供たちが駆け寄ってきました。「あれは学校のアトラクションですか」とガイドさんに聞いたところ、「たまたま観光客が着陸しちゃったんでしょう。子供たちは慣れてるし、事故さえなければ学校もとがめないんですよ」
おおらかといえばそれまでですが、その後ろに、学校と地域の関係、自由と責任の意識、教育の場所の捉え方、いろんなものが透けて見えるように思いました。
帰国してニュージーランドの学校教育のことを調べ始め、半年後には、夫も私も息子をニュージーランドへ留学させる気持ちが固まったのです。
もちろん、留学にはメリットもデメリットもあります。なにより本人が馴染めるかどうか、お金や生活の問題も。調べれば調べるほど迷いも出てきます。あの、パラシュートに駆け寄ってきた子供たちの笑顔と、それを見守っていた先生たちの表情を見ていなければ諦めていたかもしれません。
どこにいても問題があるなら、自分たちが希望を感じられる場所を選びたいと思いました。
子供が明るいだけでなく、まわりの大人も一緒になって笑っているような、そんな明るさ。
とある小学校の校庭にパラシュートが着陸して、まわりにいた子供たちが駆け寄ってきました。「あれは学校のアトラクションですか」とガイドさんに聞いたところ、「たまたま観光客が着陸しちゃったんでしょう。子供たちは慣れてるし、事故さえなければ学校もとがめないんですよ」
おおらかといえばそれまでですが、その後ろに、学校と地域の関係、自由と責任の意識、教育の場所の捉え方、いろんなものが透けて見えるように思いました。
帰国してニュージーランドの学校教育のことを調べ始め、半年後には、夫も私も息子をニュージーランドへ留学させる気持ちが固まったのです。
もちろん、留学にはメリットもデメリットもあります。なにより本人が馴染めるかどうか、お金や生活の問題も。調べれば調べるほど迷いも出てきます。あの、パラシュートに駆け寄ってきた子供たちの笑顔と、それを見守っていた先生たちの表情を見ていなければ諦めていたかもしれません。
どこにいても問題があるなら、自分たちが希望を感じられる場所を選びたいと思いました。
2014年2月17日月曜日
どうして母子留学?
子供の留学に母親が付き添うことを「母子留学」と言うんですね。初めて知りました。
きっかけは息子が小学校高学年になり、中学、高校について考えるうようになったこと。このままなら遅かれ早かれ、日本の受験システムを受け入れることになります。
私は共通一次世代。地方の公立中学から進学高校へ進み、現役で東京の国立大学に合格しました。もちろん死ぬほど勉強しました。中学、高校と勉強以外なにをやってたか記憶にないくらい。
そして大学に合格して、燃えつきちゃったんですね。
いま振り返ると、もったいないことしたなと思うんです。せっかく良い大学へ行ったのに勉強に身が入らず、とはいえほかにやりたいことも見つからず悶々と過ごした4年間。社会に出てから、ああ大学でもっと勉強しておけばよかったと何度感じたことか。
もちろん受験を経てしっかり勉強してる人もたくさんいましたから、受験がすべて悪いわけではありません。ただ、私と性格のよく似た息子に、受験頑張れと言う自信がないのです。
留学というと、英語の取得とか国際教育とか華々しいイメージがありますが、我が家の場合はとにかく一度、日本の受験から距離を置いたところで息子を学ばせようというのが最大目的。親である私たちも、息子を通してなにか新しい視点をもてるかもと期待しつつ。
なにごともやってみないと分からないから、とりあえず行ってみよう。
そう決めたのが1年前のことでした。
きっかけは息子が小学校高学年になり、中学、高校について考えるうようになったこと。このままなら遅かれ早かれ、日本の受験システムを受け入れることになります。
私は共通一次世代。地方の公立中学から進学高校へ進み、現役で東京の国立大学に合格しました。もちろん死ぬほど勉強しました。中学、高校と勉強以外なにをやってたか記憶にないくらい。
そして大学に合格して、燃えつきちゃったんですね。
いま振り返ると、もったいないことしたなと思うんです。せっかく良い大学へ行ったのに勉強に身が入らず、とはいえほかにやりたいことも見つからず悶々と過ごした4年間。社会に出てから、ああ大学でもっと勉強しておけばよかったと何度感じたことか。
もちろん受験を経てしっかり勉強してる人もたくさんいましたから、受験がすべて悪いわけではありません。ただ、私と性格のよく似た息子に、受験頑張れと言う自信がないのです。
留学というと、英語の取得とか国際教育とか華々しいイメージがありますが、我が家の場合はとにかく一度、日本の受験から距離を置いたところで息子を学ばせようというのが最大目的。親である私たちも、息子を通してなにか新しい視点をもてるかもと期待しつつ。
なにごともやってみないと分からないから、とりあえず行ってみよう。
そう決めたのが1年前のことでした。
2014年2月16日日曜日
はじめまして
2014年5月より、12歳の息子と私(母)のふたりでニュージーランド、オークランドで暮らすことになりました。息子は学生ビザで現地の小学校へ、私はガーディアンビザでの渡航です。会社員の夫は単身、日本へ残ります。
家族バラバラなの?
永住じゃないの?
仕事しないの?
子供はだいじょうぶなの?
その先どうするの?
なにひとつ決めておりません。とりあえず行ってみる、暮らしてみる。この立ち位置に至るまで、ほんとに、ほんっとーに紆余曲折、二転三転、七転八倒ありました。
移住説明会も行きました。現地で学校を卒業して就職活動することも考えました。とりあえず履歴書送って、現地で会社面接も受けてみました。いろんな可能性や、いろんな方向をいろいろいろいろ検討して、家族で決めた今回の渡航。
そんな我が家の旅立ちまでの経緯と、息子との海外暮らしのあれこれを綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。
家族バラバラなの?
永住じゃないの?
仕事しないの?
子供はだいじょうぶなの?
その先どうするの?
なにひとつ決めておりません。とりあえず行ってみる、暮らしてみる。この立ち位置に至るまで、ほんとに、ほんっとーに紆余曲折、二転三転、七転八倒ありました。
移住説明会も行きました。現地で学校を卒業して就職活動することも考えました。とりあえず履歴書送って、現地で会社面接も受けてみました。いろんな可能性や、いろんな方向をいろいろいろいろ検討して、家族で決めた今回の渡航。
そんな我が家の旅立ちまでの経緯と、息子との海外暮らしのあれこれを綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。
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