2014年7月31日木曜日
とりあえず安心
息子、例の男子校の入学許可が降りました。
水曜日に息子と私で、学校の学部長に当たる女性の先生と、留学窓口の先生と4人での面談があり。
前回の見学時は「貝のように」口を閉じていた息子ですが、今回はとにかく「やる気」を見せなくてはいけません(英語力が足りないのは自明なので・・・)「今日はママじゃなくてあなたがメインだからね。ドアを入ったら日本語はもう話さないからね」と言うと、息子はこっくり頷くのみ。ああ、緊張してる・・・
通されたのは天井の高い個室で、重そうなマホガニーの机の向こうから学部長の先生が「ようこそ我が校へ」と握手の手を差し伸べてきます。なんだかヨーロッパ映画のワンシーンみたい。
とはいえ雰囲気はいたって和やか。息子は「この学校で何を学びたいですか?」「ニュージーランドの学校はどうですか」と質問され、知っている単語を必死で並べて答えていますが最後はもう笑顔でごまかすのみ。うう、息子がんばれー(心の声)
次は私への質問。「この学校をどうして選びましたか?」「息子さんの教育に何を期待しますか?」という質問のあと、「ところでお母さんは普段、どうしていますか」て、え?私???
「日本のお母さんは、ひとりで家にいらっしゃることが多いようです。私たちはお子さんだけでなくご両親にも、この学校のファミリーになってほしいと思うのです」。そこで私が日本の親子にニュージーランドを紹介する仕事をしています、と答えると先生にっこり笑って、「それは素晴らしいですね。11月に来年の新入生の親のためのパーティがありますから、ぜひおいでください。地元の親御さんたちと知り合う良いきっかけになりますよ」
え?てことは、入学できるってこと???
留学担当の先生がすかさず横から「ではY(息子)は来年から入学ですね」と確認すると、「はい、お待ちしています」と部長先生。おお、(なんだか話の流れが見えないけど)とにかく受かった!
息子にそっと耳打ちすると「え、もう?」(笑)
面談は正味15分、いったい何を見られて、どう判断されたのか、いまださっぱり分かりません・・・でもまあ、とりあえず入口には立てたことに安堵しました。
2014年7月30日水曜日
学校選びの基準
今日、これから息子の希望する男子校で面談があります。
さらにきのう日本の知人からNZの学校の選び方について聞かれたので、あらためて「どうしてこの学校が良いと思ったのか」を整理してみました。
1)クリスチャン系
私も夫も、学校は「大学へ行くため」だけの場所でなく、子供が社会へ出る前にいろいろな経験やスキルを身につける場所であってほしいと思います。そのため「学校が何を重要だと考えているか」は大きなポイント。この男子校はクリスチャン系で、倫理や道徳について学ぶ・考える時間が比較的たくさんあります。人として、友人として、家族として、自分がなにをするべきかを社会に出る前にじっくり考えてもらえたら、と思いました。
2)男子校
この学校はyera7からyear13までの7年間を同じ仲間と過ごします。多感な思春期に密な人間関係を経験することで、よい友人、よい師に巡り会ってもらえたらと思います。とはいえ同じクリスチャン系の姉妹校である女子校と、学校の行事や休日イベントなど一緒に活動する機会もあり、そのバランスも良さそう。そして先日、留学担当の先生が言われた「男の子は競争と親密さのなかで成長する生き物です」という言葉にも共感しました。
3)家庭の富裕度
生徒の家庭の豊かさ指標となるDecileは最下が1、最上が10。この男子校は8です。よく「富裕度が高いから安全・安心」という学校紹介がありますが、先日の掲示板の件もあり、私は必ずしもそうでないと感じます。また我が家が決して「お金持ち」ではなく、同じような価値観の層のほうが、なにかと良いようにも思います。この学校は、オークランド近郊のクリスチャン系の小学校から広く生徒を集めているため(公立のような学区がありません)学校は富裕層の多い地域にありますが、貧しい地域の子供も遠方からバスで通ってきたり寮に入ったりして学んでいます。
4)人種と国籍
学校見学に行ったときの第一印象は、白人の子供がそれほど多くないこと。アジア系というよりアイランド系、マオリ系と思われる生徒が多いように感じました。「富裕層の白人が多い学校」が日本人には人気と聞きます。NZの明るく楽しいイメージ、なのかもしれません。でも私と夫は、いろいろな人種や国籍の生徒がいる学校のほうが「NZらしい」経験ができるのでは、と考えました。人種の違い、文化の違い、考え方の違いを肌で感じて、トラブルや行き違いを乗り越えて、はじめて理解できることがあるのではと思います。
学校に「ベスト」はありませんし、良い面と悪い面は背中合わせ。それはどこを選んでも変わりません。どんな学校に子供が通おうと、親(家庭)がその経験をどう捉え、子供と一緒に考えていくのかによって、学校は正にも負にも働くものだと思います。
ニュージーランドだから、でなくたぶん日本でも同じかもしれませんね。
2014年7月28日月曜日
息子の戸惑い
今日はいつもの水泳教室。
息子は水泳が、というより先生が大好きみたいで。ちょっと上手に出来ればすぐ名前を呼んで褒めてくれたり、ハイタッチしたり、ときどきひょいっと抱き上げて放り投げる遊びをするんですが、息子もう大喜び(笑)おまえいくつだ??って言いたくなるほど無邪気に楽しんでました。
ところが。
今日、いつものようにクロールで一往復したあと、先生が息子を呼んで隣りのレーンへ移しました。そこはもうひとつ上のクラスの場所。どうやら「今日から上のクラスだよ」と言われているようです。
息子はちょっと「え?」という素振りを見せたものの、すぐ上のクラスの先生から呼ばれてレッスンがスタート。このクラスはそこそこ泳げる子供たちばかりなので、基本的に遊びはなし、とにかく泳ぎ続けます。
先生は、いままでの先生より少し年上であんまり愛想がない感じ。ちょっと遅れてきた男の子になにか注意したあと、プールサイドで腕立てを10回させていました。「罰」なのかな?ニュージーランドではあまり見ない光景でちょっと驚きました。
息子もそういう雰囲気を感じたらしく、表情が固まってる。
でもその先生、レッスンはとても熱心で、ひとりひとりのフォームをじっくり見て細やかに指導をしています。上手に泳げた子供には大きな声で「グッジョブ!」と。ああ、日本の体育会系の先生みたい(笑)。
息子は、大好きな先生から急にクラス替えを言われ、しかも厳しい先生になったものだから帰宅の車のなかでも無口。「僕、前のクラスが良かった」とポツリ。
まだまだ慣れない場所で、親しみを持てる相手は多くありません。息子の戸惑いはとても良く分かるだけに、何と言っていいのか分かりませんでしたが「先生はきっと期待してクラスを替えたんだから。がんばって上手になったところを見せようよ」とだけ言っておきました。
がんばれ息子。
2014年7月26日土曜日
日本人の距離感
彼女はこちらに暮らしている日本の人たちと、必要以上に接点を持たないようにしているそうです。理由は「人数が少なすぎて、良くも悪くも生活に影響が出やすいから」
たとえば個人的にだれかと不仲になると、そのウワサが職場や学校にも広がってしまったり。特定の人と仲良くしすぎると、その人がいなくなったとき(実際、親友だった人が帰国したとき)想像以上の喪失感があったから、だそう。
彼女がニュージーランド人の家にパーティなどで招かれ、ホストが「同じ日本人同士だから」と気をきかせて紹介してくれるときも、あえて最初は距離をとってお話するんだそうです。
正直、ちょっとびっくりしました。
というのもその女性、とても明るく社交的で、どんな人とでもおつきあいできそうなタイプに見えたから。「私ははっきり物を言うタイプだから、日本語だとキツく伝わることが多いのかもしれません。英語で話せる相手のほうが、妙な気を遣わなくて気楽なんですよ」
彼女は東京に暮らしていたころ、地域や母親同士のおつきあいも熱心に参加していたそうですが「最後は疲れちゃってNZに来たんです」と。「でも海外は海外で、また違う気遣いが増えるのよね。日本人の距離感って独特だと思う」
私にはまだ実感がわかない話でしたが、いずれ自分の問題として考えるときが来るような気がします。渡航して3か月経って少し弛みはじめていた気持ちを、ちょっと正されたような気がしました。
2014年7月25日金曜日
手袋のかわりに
真夏の日本のみなさんには暑苦しい話題なのですが。
こちらニュージーランドは現在「真冬」です。昼間は日差しがあるとポカポカ暖かいのですが、朝晩はとても冷え込みます。最近は1度もザラです。
息子の通っている公立学校の制服には、冬用の「帽子」や「手袋」「コート」はありません。インターミディエイトという中学校に当たる学年になると、半袖(!)のポロシャツに長袖フリースの上着、でおしまい。下はコットンの半パンツです。
見てるだけで寒い・・・
最近、制服ではない帽子や手袋をして登校している生徒もチラホラいて気になっていたのですが、案の定、学校からのレターに「制服以外の帽子や手袋、上着は着用しないように」とのお達しが。息子の学校、身だしなみに厳しいのです。
ちなみに靴は黒のみ、靴下は無地の黒か紺。通学用のリュックはかろうじて自由なので、みんな個性あふれる色柄です(笑)
そしてレターの最後に「寒い場合は手袋をせず、フリースのポケットに手を入れましょう」のアドバイスが。ポケットに手をつっこんで歩くのはカッコ悪い、と夫に言われて育った息子には新鮮だったモヨウ(笑)
「いいの?」と聞くので、ポケットに手を入れると姿勢が悪くなるし、転んだときに危ないし、あんまりおすすめしないと答えておきました。
でもこっちの男の人って、スーツ着てもパンツのポケットに手を入れてたりするので(それが結構カッコ良かったりして笑)まあ、これも文化の違いということで。
ビアード・アンディ
昨日は息子の初、クラリネットの日。
朝からだいじにクラリネットのバッグを抱えて(車でもひざに乗せる気の使いよう笑)、息子は登校していきました。
そして下校時間。息子「先生、ヒゲ!ヒゲすごかった。あとね胸毛も!!毛が赤茶色でねー、クマみたいにデカいんだよ」。そして命名「ビアード・アンディ」。東京にビアード・パパ(あごひげパパ)っていうシュークリームの店ありますよね。そこから拝借しました。アンディは先生のお名前です。
肝心のレッスンはどうだったのかと聞けば「なんか板みたいなのくわえてフーってやるんだけど、ぜんぜん音出なかった」。まあそうでしょう。
なんでも先生、日本の音楽の時間にも使われるリコーダー(縦笛)を持ってきていて、息子が「日本でやってた」と言うとニコニコさらっと演奏してくれたんだそう。
それが息子には「ミラクル」だったらしく。
まさかリコーダーがこんなにきれいな音で、こんなに複雑な音楽を演奏できると思わなかった、と。「僕、習うのリコーダーでもいいかなって思った」っておいおい、クラリネットはどうした?
プロの演奏を目の前で、しかも一対一で聴かせてもらうなんて体験、もちろん息子は初めてです。単調になりがちな初心者のレッスンに、ちょっとした演出を入れて興味をつなぎとめておくのも先生のテクニックなんでしょうね。
滑り出しは順調のようです。
2014年7月24日木曜日
ホームステイ考
我が家は関係ないのですが。
息子の親友A君は単身留学、学校から徒歩20分くらいの場所でホームステイしています。聞けば最初は別のステイ先にいたんだそう。そこは今通っている小学校のスタッフの家。A君と年齢の近い男の子と、小さい女の子がいて「ちょっと合わなかった」とのこと。
そこでガーディアンになっているエージェントが地元のホームステイ紹介会社を通して探したのが現在の家族。
実はホームステイって、ニュージーランドではもっぱら「売り手市場」。需要に対して供給が足りないんですね。とくに人気のある学校の周辺は。
先日も学校から配られたプリントに「至急ホームステイ先を求めます!」の文字が。来月から中国人の家族が2組、短期で留学してくるそうで、彼等が滞在できる家を学校のインターナショナル部門のスタッフが探していました。
親が一緒であれば、まだハードルは低いかもしれません。基本的に「部屋」と「食事」の提供(もちろんホスピタリティありき、でしょうが)、ただそれが「13歳以下の子供だけ」となると簡単ではありません。
ニュージーランドでは13歳以下の子供はひとりで留守番ができません。子供が家にいるときは必ず大人が一緒でなくてはいけませんし、我が家も10分ほど近所へ出るときも息子を連れて行きます。本人は「家で遊んるほうがいい」と言いますが、見つかったら警察に捕まっちゃいますから、私が。
やっと見つけたホームステイ先は小さな赤ちゃんが生まれたばかりで、なおかつ高校生の中国人留学生も同居しているというA君。
たいへん、かわいそう、と思う反面、A君のたくましさや気の回り方はこの環境で鍛えられたのかとも思い、親ではありませんが複雑な気持ちになります。
2014年7月23日水曜日
勉強机がやってきた
我が家の大家さんは、ここから車で40分くらいの街に住んでいます。
このあいだ「近所に行くから、家のなかで具合が悪いところあれば見にいくよ」とメッセージが入り、ちょうど電気コンロのツマミが緩くなっていたので来てもらうことに。
時間ぴったりに(NZでは希有)やってきた大家さん、「一応くっつけたけど、また緩くなったら連絡して」といつものようにさくさく退場しようとして、息子がダイニングテーブルで宿題をしているのを見て「勉強机、貸そうか?」と。
「外国暮らしで余計な家具は買いたくないでしょ?使って、不要になったらまた持って帰るから」と、大家さんの子供たちが使っていた机を持ってきてくれるとのこと。
もちろんありがたく甘えました。
そして昨日、トラックを運転して運んできてくれたのは、想像よりずっと立派な勉強机。無垢の木で使い込まれていますが、とってもきれい。「ほんとに子供たちが使ってたの?」と聞くと「いや、子供用のを持って行くと言ったら、うちの奥さんが『私が使ってるほうを持って行って。引き出しもあるし使いやすいから』ってね」
ええ、私が使いたいくらいですよ(笑)
しかも奥さん、ベッドサイド用のライトや私用のサイドテーブルまで自分のを出してくれて「趣味が違ったら持って帰るよ」と大家さん。いえいえ、この70年代のデザイン、私ドンピシャです!アンティークショップで売れるんじゃないかと思うほどコンディションも良くて感激。
息子はさっそく机にお気に入りの本やレゴ作品をレイアウト。こらこら、勉強する場所がなくなるぞー(笑)でも、嬉しいよね。
2014年7月22日火曜日
日本語禁止令、出してみました
引き続き、英語のお話ですが。
息子の学校には同じクラスに女の子、隣のクラスに男の子(仲良しのA君)の日本人がいます。授業中、分からないことはその女の子に、休み時間はA君と「日本語で」話していました。
先日、訪問したファミリーの長女ちゃんによれば、ほんとうは校内は英語以外禁止なんだそう。日本語で話をしていて先生に見つかると叱られるのよ、と言われ。
どうして息子は注意されないのかなと思ったのですが、たぶん、最初のタームで大目に見えてもらっていたのでしょう。でも、ルールはルール。この2ヶ月ですっかり学校のリズムにも慣れたので、そろそろ日本語禁止令を出してみることに。
もちろん、親友のA君にも同級生の女の子にも、ターム初日の昨日の朝、学校が始まるまえに「お願い」しました。
そのとき一緒にいた女の子のお母さんも「それは娘の英語上達にもいいはず」と同意してくださって、担任の先生にふたりの席を離すように(いまは隣り)お願いしてみましょうとのこと。
そんな親たちの強制に息子「えー?」って不満げでしたが、昨日、今日と終わってみると案外、平気。「A君と英語の単語とゼスチャーで話するのがおもしろい」んだそう。まあ日本人同士だから、あうんで分かることも多いでしょうしね。
今日はESOLの時間、教室に来ない生徒を「ちょっと呼んできて」と先生に頼まれた息子。
その子のクラスへ行って担任の先生に声をかけて、なんとかお役目を果たせたそう。「すっごい緊張したー」って(笑)。
しばらく様子を見てみるつもりです。
2014年7月20日日曜日
英語の上達法
近所に住んでいる友人家族の家へ遊びに行きました。
息子の同級生の女の子と、息子の志望高校に通っているお兄ちゃん、そして小さな妹ちゃんがふたり。とってもにぎやか、そしてとっても仲良しなご家族です。
息子ひとりの世話でひいひい言っている私には、4人もの子供たちを連れて、もう3年もこちらで過ごしているママさんには学ぶことばかり・・・
実はこのママさん、英語が大の苦手。でも、疑問に思ったり、自分が感じていることは、単語を並べるだけでもきちんと言葉にして相手に伝えているんです。相手の人も、その真剣さ(迫力?)に引き込まれるように、耳を傾けてくれるようで。
暮らしていくために必要な英語は「流暢さ」でなく「伝えたい気持ち」なんだということを、ひしひしと感じます。
そして彼女の最強の助っ人が、長男のR君。息子より2歳年上ですが、え、ほんとに?と最初は疑ったほど大人っぽい。英語だって、渡航するまでABCも覚束なかった、とは信じられないほど話せるんです。
ママさんいわく「私がぜんぜん英語できなくて、Rは自分がはやく出来るようにならないとマズいって思ったみたい(笑)。実際すごく助かってるんだけど」。
家族のなかで男は自分ひとり、日本にいるお父さんからも「お前がしっかりしろ!」とハッパをかけられているR君。学校も厳しいことで有名な名門ですから、どれほどプレッシャー?と思うのですが、本人はとっても明るく、ひょうひょうとしています。
お母さんの頑張りをずっと近くで見てきたR君にとって、「英語が出来るようになる」のは自分のため+家族のため。のほほんと学校に通っている息子とは、英語に対するモチベーションがまったく違うと感じます。
よく「子供は自然に話せるようになる」という話を聞きますが、私はあまり信用していません。状況や目的、モチベーションを上げる「なにか」は必須だと感じています。
さて、息子はどうなんでしょうか。
2014年7月18日金曜日
おばあちゃんのラブコール
インターネットを開設するときに、セットが割安だからと引いた固定電話。いまのところかかってくるのは夫かおばあちゃんか、間違い電話(意外に多い)。
今日はおばあちゃんでした。
いつもの「元気にしてる?」に始まって「体の調子はどうなの?」「寒いんでしょ?」「仕事は?」「Yの英語は?」と一問一答で質問攻め(笑)そして最後は「いつこっちに戻るの?」
口調は淡々としていて、「元気なら良かった」「安心した」と答えてはくれるものの、おばあちゃんの寂しさは電話からひしひし伝わってきます。母よ、申し訳ない・・・
でもそんな女同士の空気をまったく意に介さないマイペース男子、息子。「ハロー、ばあば?ぼくは元気だよ!え?学校、楽しいよ!日本?うーん、いつ帰るのかな、わかんない」。こらこら、もう少し年寄りに優しい言葉はないのか。
でもおばあちゃん、「日本へ帰りたいって言われるよりいいわ」と。
そして自宅でずっとピアノを教えている母は、息子からクラリネットを始めると聞いていきなり反応(したのが電話ごしでも分かりました)。あとで息子に聞いたら「練習して上手になったら、ばあばがクラリネット買ってくれるって!」。そして「クラリネット買いに帰っておいでってさ」
そう来たか(笑)でもその気持ちはとてもありがたく頂きます。
荷物の行方
夫が5月に日本から荷物を2つ出しました。1週間くらいの間を空けて。
1つめが届いたのは約4週間後。sal便でしたがオークランドなら2週間あれば届くと聞いていたので、3週目に入ったところで「なんで??」
日本語の掲示板にも「最近sal便が届かない」という話題が書き込まれていて、なかには数ヶ月も届かず「あきらめました」という人も。届かない理由として、アジア(主に中国?)からの荷物の税関チェックが厳しくなっているというウワサも。
家族で消費するものでなく、商売で使うものや販売目的の商品であれば、もちろん税関で課税されます。それをすり抜けようとする荷物が最近増えて、チェックが厳しくなり、税関で大量のアジアからの荷物が滞っているとか。
本当かどうかは分かりませんが・・・
我が家も、最初に送った荷物のなかに仕事で使うデジカメやら息子のテキストブックやら、急ぎで欲しいもの&買い直しはツラいもの、が入っていたので、ひとまずほっとしたものの。
2つめは????
そして今朝、夫から「荷物、戻ってきたよ」の連絡が。一度、箱を開けたらしい形跡があり中身に問題があったのでしょうか。息子のレゴカタログとか海苔とか目薬とか、なんですけどね。良く分かりません。
こういうとき、日本の流通システムの素晴らしさを実感します。こちらに来て、そういうルーズな面はあらゆるところにあって、いちいち怒ったり落ち込んだりすると疲れてしまうので、よほどのことでない限り「あきらめる」か「おもしろがる」に徹していますが。
2014年7月17日木曜日
クラリネットを借りに
行きました、楽器屋さんへ。
いまの学校へ入学したとき、希望者は校内で楽器を教えてもらえるサービスがあると聞き、息子はクラリネットをやりたがったのですが派遣の先生が見つからず。ウェイティングしていたところ先日、次の学期から受講が可能と連絡がありました。
小学校は毎日午後3時までありますが、楽器を習っている子供は週に1回2時半になるとクラスを抜けて、音楽室で30分レッスンを受けます。グループレッスンと個人レッスンがあり、息子は(少し高いけど)個人レッスンを選択。
最初が肝心かな、と思って。
このサービス、大手楽器店が提携している小学校に先生を派遣、一般的な個人レッスンよりも安め&手軽(校内なので)。楽器のレンタルサービスもあるので子供がお試しで楽器で触れるにはとても良いのです。
レンタルした楽器を買い取りたい場合、本体価格からそれまで支払ったレンタル料金を差し引いてくれるそうで、「3年借りればタダになりますよ」とショップのお兄さんに言われました(笑)
こうやって将来の?お客さんを確保してるんでしょうね。
借りたクラリネットが予想外に良い感じで、プラスチックではなくちゃんとした木製。ずっしりとした手ざわりに息子がちょっと興奮気味です。触るのはいいけど、レッスンまでに壊さないでね(汗)
日本にいたころはクラシックの楽器を習うという発想すらありませんでしたが、せっかくの機会、息子に楽しんでもらえたらと思います。
2014年7月16日水曜日
物価が高い、は使いよう
ここのところNZドルが高騰して、こちらは大変な物価高です。
スーパーに行って野菜を買おうとすれば日本の倍の値段はあたりまえ。乳製品や肉など、NZの特産品であっても決して安くはありません。「物価が安くて暮らしやすい国」という表現、いまはもう昔?
衣料品でも、日本のような高機能・低価格な商品はありません。安くて品質の悪いものを買って後悔するくらいなら、とそこそこの品質で値段の高いものを選ぶこともしばしば。
でも意外なことに、我が家の月々の支出は日本にいたころとさほど変わりません。そういえば日本でスーパーやショッピングモールに行くと、値段が安くて「つい」買ってしまうことが結構ありました。なくても困らないけど、あるとちょっと嬉しいモノ。
そういうモノを、こちらに来てからほとんど買っていません。
そもそも値段が高いのと、先の見えない外国暮らしでモノを増やしたくないという気持ちもあり。肉や野菜など日用品をアジア系のスーパーで買うようになってから、モールのようなモノがあふれている場所へ行かなくなったことも大きいかな。
こちらは新品が高いので、いわゆる中古品を売る店がいたるところにあります。このあいだ行きつけのスーパーの向かいにある雑貨の中古品店をのぞいたところ、息子が友達と遊ぶのにちょうどいいボードゲームが4ドル、ちょっと昔のレトロなホーロー鍋が8ドルで即、お買い上げ(笑)ちょっと「お買い物気分」も楽しめました。
先日、新調した息子のスニーカーも、日本のアウトレット価格にくらべると倍近い値段でしたが、息子がとても気に入ったのと「高いんだねー」と本人も感じているのとで、大事に履いてくれています。
もともと家族全員それほど買物好きではない(どちらかというと苦手)だったことも大きいと思いますが、物価が高いことは悪い面ばかりではないかもしれません。
にしても、もう少しドル安くなってほしい・・・
2014年7月15日火曜日
ママ友
って英語、ないですよね。この日本語のニュアンスを英語にするのは難しい・・・
日本で「息子の同級生のお母さん」として知り合った友人といまも交流が続いています。最初は「○○君のお母さん」とお互い呼び合っていたのが、仲良くなると名前になり、あだ名になり。相手をどう呼ぶか、は距離のバロメーターのひとつですね。
そんな元ママ友、いま親友から久しぶりにメールが届きました。どうやら下の子供の幼稚園で、ママ友とのつきあいかたに悩んでいるよう。
息子の同級生が幼稚園だったころ、母親同士がグループになってお互いを牽制しあうような雰囲気が生まれ、彼女自身は「どうでもいい」と感じることが多かったらしく「ストレスが溜まった」という話を以前、聞いていました。
そこで下の子供が幼稚園に入ったとき、どこのグループにも属さず、ほどよくおつきあいをしていこうと決めたそうです。ところが。
その独立独歩な姿勢がいつのまにか批判の対象になり、知らないところでいろいろ陰口を言われていることに最近気がついて。タフな彼女もその陰湿さと、そういうコミュニティに子供を預けざるをえない現実にかなりヘコんだそうです。
珍しい話ではないのでしょうが、「まさか自分の身に起きるとは」というのが彼女の正直な気持ちでした。
こちらに来て、まだ地元のお母さんたちとは仲良くなれてはいません。用事があって話しかければ親切に答えてくれますが、子供が同じ学校、という理由だけでぐっと距離が縮まることはありません。
学校のお迎えも、いつまでも残って親同士で話し込んで、という風景はありません。子供が出てくれば、お母さん(お父さん)はさっさと車で連れて行き、放課後の習い事などに出かけていくようです。
どちらが良いか、ではなく、どちらのほうが居心地がいいか、だと思います。それぞれメリット、デメリットがありますが、子供と同じく親にもいろんな選択肢があり、多様さが認められる環境は必要だと感じます。
2014年7月12日土曜日
近所のカフェにて
今日は朝から雨と風でちょっと遠出は無理そう。とはいえ、一日家に居るのも気が滅入るので車で10分のところにあるカフェに。
そこは日本人女性が最近オープンしたそうで、住宅街のなかにある小さなお店。ネットに出ていた住所を頼りに息子とふたりで行ってみました。
こちらに良くある、長屋のように小さな店舗が連なった区画のひとつ。うっかり見落としてしまうほど(実際、一度通りすぎました)こじんまりしています。車をとめて中に入ると、カウンターの日本人らしき女性が一瞬こちらを見て、日本語で「いらっしゃいませ」と。
息子が小さな声で「なんで日本人だって分かったんだろ?」(笑)お互い日本人だと分かるんですよね。
カウンターで注文していると「ご近所ですか?」と聞かれたので、車ですぐのところですと答えると「まあ、わざわざ車で?ありがとうございます」
たしかに私たちの前後のお客様はみなさん、ご近所の顔なじみのよう。「今日は静かだね」「スクールホリデーだからみなさん出かけてるんでしょうね」と、声をかけてくれた日本人女性のスタッフの方と世間話をしながら、思い思いのメニューを頼んで、ゆっくり新聞を広げていたり書きものをしたり。
もちろんお客様は地元の人ばかりだし、メニューも雰囲気もこちらのカフェなのに、なんだかとても懐かしい感じ。カフェというより喫茶店?
内装もシンプルで気取った感じがなく、いただいたモンブランはボリュームたっぷりだけど甘すぎず、値段もお手頃。スタッフの方もてきぱきと動いて、とても気持ちがいいんです。
まだ新しいお店だけど、すっかり地域にとけこんでる感じ。素敵だなあと思いました。
古くからの住宅街でこんなカフェを経営しているのはどんな人なんでしょうか。何度か通って、いつかお話しできたらなと思いました。
日本の教育の成果
昨日、スクールホリデーの最後の水泳教室でした。
とても熱心に教えてくれたスペイン人の先生のおかげで、A君も息子も見るからに上達。もともと良く泳げるA君だけでなく、バチャバチャ泳ぎ(笑)の息子もときどき「おお」と思うほどスムーズに泳げるように。
といってもスパルタではなく、ときどきゲームっぽいこともやって、たまに先生に日本語を教えたり(笑)とてもリラックスムード。毎回、最後はハイタッチで「明日ね!」と言って終わります。
昨日はラストだったので、私もプールサイドまで行って先生の御礼を言いました。
「彼等はとっても熱心に僕の言うことを聞いてくれるから、僕も教えることを楽しめたよ。上達したのは僕のおかげじゃなく、彼等ががんばったから。これからが楽しみだね」
ふだん息子の泳ぎを見てくれているコーチも、息子の「集中力」をとてもほめてくれます。それは息子の、というより日本人の子供ならだれもが学校で「ちゃんと人の話を聞きなさい」と言われて続け、身に付いているものでは。
A君も息子もごく普通にレッスンを受けているだけなんだけど、たしかにNZの子供だけのクラスはみんな行動がバラバラで先生、教えるのは大変そう。子供は楽しそうだけど(笑)
長時間、学習に集中できるという能力は、日本の教育の成果だと感じています。その集中力をもって、自分の興味関心のある対象を探していけるような環境が整えば、日本での教育はもっともっと魅力的になるのではと思います。
海外に出ると、日本の良さを実感するというのはほんとうですね。
2014年7月10日木曜日
遊ぶべきか学ぶべきか
明日、ふたたび息子の同級生家族が遊びに来ることになり、今朝プールのときに「A君も来る?」と誘ってみました。「あー行きたいんですけど、明日は家庭教師が来るんでたぶんだめです」「え?家庭教師??」「はい、お父さんが英語をもっとやったほうがいいって探してきて。日本人の先生なんですけど」
単身で留学してるだけでもスゴいと思ったのに、スクールホリデーも家庭教師かあ。
実は昨日、A君のホストマザーに「A君が行きたいって言ったらうちで遊ばせていい?」とメールしたんです。ホストマザーは「ぜひ。彼はもう半年もひとりでNZにいて、日本語でお友達と遊ぶことは精神的に必要だと感じています」との返事でした。
なのでホストマザーに家庭教師の件を伝え、また次の機会にとメールしました。
すると「私は、彼にいま必要なのは家庭教師と勉強することではないと思っています。だから彼のガーディアンと相談して、家庭教師を来週に延期できないか相談するつもりだったんです」と。
A君には、家での生活をケアするホストマザーと、保護者の代理となるガーディアン(日系のエージェントさん)がいます。A君のご両親の意向でガーディアンが家庭教師を付けたのであれば、それを押して我が家が遊びに連れ出すことはためらわれます。
率直にそうホストマザーに伝えると「私は半年Aの近くで彼を見てきて、彼が人間的に成長するために、ホリデーは友人と遊ぶべきだと感じています。私の判断で彼のガーディアンに相談しますから、ちょっと待っていてください」。
しばらくして「家庭教師は来週からに変更できました。明日Aを遊びに行かせていいですか?」とメールが。「もちろん、よろこんで」と返信すると「Aも私もとても喜んでいます。ありがとう」
せっかくの遊び時間ですからしっかりリフレッシュして、また学校が始まったら勉強がんばってほしいなあ。
あ、うちの息子も。

Photo:Hobbiton-To-Be By pietroizzo
2014年7月9日水曜日
英語の難しさ
今日、シティへ向かう路線バスでのこと。
自分の料金は自動チェックのバスカード使ったのですが、息子が一緒だったので子供の料金も同じバスカードで支払おうと思いました。いつもそうしています。
運転手さんに「シティまで、息子の分を払います」と告げると「カードは君の分だね?」と言われたので「イエス」と答えた、つもりだったんです。
ところが運転手さん、息子の料金を手元のパネルに打ち込んだあと「じゃあ現金で3ドル」と。「え?私はカードで払いたいんだけど」「でも君はいま『自分の分はカードで』と言ったでしょ?私はもう現金での支払いを入力してしまったから、現金で払って」
タイミングの悪いことに、このときまったく現金を持っていなかったんです。
「現金で払いたいんだけど、いま持ってなくて。ほら」と、あらぬ疑いを持たれないように財布のなかまで見せたんですが、「現金だって言ったのはそっちでしょう?払う気がないなら今すぐ降りて」と、一度閉めたドアを開かれる始末。
内容は分からなくても、雰囲気に敏感な息子はもうオロオロ。私もなんだか意地になって「私は英語を言い間違えたのかもしれない。でもカードに充分な金額がチャージしてあるから、ここから払って、このバスに乗ってシティへ行きたいんです」と。
運転手さん、がんとして首を縦に振らず「とにかくバスを出発させなきゃいけない。君たちはトラブルメーカーだよ!」とドアを閉め、いきなり発進。かなり頭に来ている様子。
息子を座席に座らせて私も腰を下ろしたものの、思いがけない出来事に気が滅入ってしまい、シティまで息子とふたりで黙ったまま。うーん、こういうときってどうしたらいいの?
ちょっと冷静になってきて、乗り込んだときの会話を思い出していたらふと、ああ私、自分の間違いは認めたけど、すみませんと言わなかったな、と。とにかくバスを降ろされたくない一心で必死で言い訳をしてました。もしかして、それで怒っているのでは。
シティに到着し、おそるおそる運転手さんに近づいて「ごめんなさい、私の英語の間違いで迷惑をかけました」と言うと、運転手さんはやれやれという顔をしながら「次からは気をつけてちょうだい」と私の手からカードを受け取って、最後は握手までしてくれました(笑)。
日本人は謝りすぎだと常々言われていて、無意識に謝罪の言葉を引っ込めていたのかもしれません。英語のコミュニケーションの難しさを改めて感じた出来事でした。
2014年7月8日火曜日
将来の夢は?
小さいころ、きっとだれもが聞かれる質問。
私の時代はスチュワーデスとか看護婦とか制服を着る職業が人気だったなあ・・・
なんてちょっと過去を振り返ってしまったのは、息子が志望する男子校の入学申込書にこの質問があったから。「将来なりたい職業は?」
息子の返事は即「レゴのデザイナー!」はい、デザイナーね。もうひとつくらいある?「えーっとね、建物を考える仕事」つまり建築家ね。よかった、夢があって(笑)
もちろん入学審査ですから、この回答をもとに学校側がこの生徒にどんな可能性を与えられるのか、学校との相性がいいかどうか検討するわけです。NZでは15歳から学校で何を勉強するかを自分で選びます。そのため中学へ入学する段階で、将来の仕事は?と聞かれるのです。
私も小学校6年生のころスチュワーデスになりたいという夢はありましたが、それはあくまで「夢」であって、中学高校と受験勉強に忙殺されているあいだにすっかり消えていました。まあその程度の夢だった、ということでもありますが。
12歳の段階でどれだけリアルな夢を持っているか、それを本気で支援する環境があるか。NZの教育システムには賛否両論ありますが、私は、早くから本人に具体的な目標を持たせることは悪くないと思っています。
もちろん途中で変更も挫折もあるでしょうし、こだわりすぎて可能性を減らすことも考えられます。でも、「いい大学に入るため」より「やりたい仕事に就くため」のほうが、子供だって納得して頑張れる気がするのです。
実際、息子がいま英語を頑張っている理由は「デンマーク(レゴの国)で英語が必要だから」。こちらの人たちはそれを「素晴らしい!」と本気で褒めてくれます。
小さな夢を大切にしてくれる環境に、とても感謝しています。
2014年7月7日月曜日
待てど暮らせど
本日からNZの学校は冬休み。7月なのにねえ・・・寒いです。
息子は今日から1週間、水泳のホリデークラスに通います。
10時15分スタートと聞いていたので、9時半には一緒に受講する友人A君をピックアップしてプールに到着。ガラ空きのプールにふたり、大喜び。もともと水球をしていた!A君は、水泳はお手の物。クロール、バタフライ、潜水と水を得た魚のごとくスイスイ。息子はその周りでバチャバチャ(笑)
プールサイドから飛び込もうが、鬼ごっこしようが、なにも言われないもんだから男の子ふたりヒートアップ。
そろそろクラスが始まるかなと思い、コーチはどこ?ときょろきょろするも、それらしき人は現れず。もっと小さい子のクラスはすでに始まっているし、隣りの大プールでは女子高生の水球大会があって盛り上がっているしで、どのスタッフに声をかけたら良いのやら。
30分待って、さすがにこれは?と思って、ちょうど小さい子のクラスが終わったのでそのコーチに「うちのクラスはまだ?」と聞いてみました。控え室からクラス表をとってきてくれたコーチは「ああ、確かに名前があるね。でも担当のコーチが来てないんだよ」
えー??それ、どういうこと???「彼は僕の友人で決してルーズな人間じゃないんだけど(と、かばいつつ笑)今日は僕がコーチをするよ。これから30分かかるけど、いいかな?」と。40分遅れましたが、なんとか授業はスタートしました。
生徒は息子とA君のふたりだけ、みっちり教えてもらえて結果的にはラッキー笑
息子たちの着替えを待っている間にそのコーチが受付にチェックしてくれて、「ブッキングのミスがあったみたいで、明日から僕が10時15分に待っているからよろしく!」だって。息子にあとで聞いたら「今日のコーチはスペインの人なんだって。コーチも最初は英語分からなかったから大丈夫だよって」
30分で世間話までしてたのか(笑)
なんだか良くわからないけど結果オーライなホリデースタートです。
2014年7月6日日曜日
兄弟のチカラ
昨日、息子と同じ小学校に娘さんを通わせている日本人のお母さんが、お子さんたちを連れて遊びに来てくれました。お母さんとお兄ちゃん&妹3人で3年前からNZに親子留学していて、実はこの家の長男くん、息子の進学先に考えている男子校に通っているんです。
昨日はそこに息子の友人A君も加わって、我が家おおにぎわい(笑)
でも、ものすごく感心することばかりで。
まず長男くんが、ほんとに「おにいさん」。息子より2歳上なんだけど、小さい妹にちゃんと目を配って、息子と遊ぶときも「なにしたい?」と必ず聞いてくれるの。昔からお兄ちゃんが欲しかった息子はもう目がハート(笑)
しかもレゴが好きだったりデザインやアートに興味があったり、息子と共通点がいっぱい。さらに長男くんが男子校でアートを教わっている先生が、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の監督とも仕事しているアートディレクターだったり(息子はこの映画の大ファン)、もう息子のツボにはまりまくり。
息子と同じ学年の長女ちゃんは、これまたものすごく大人っぽくて優しい。小さい妹がアプリコットを食べたいと言ってもってくると、「すみません、ナイフ借りてもいいですか?」と私に断って皮をむいてあげて。妹が食べてるあいだ、黙って横に座って口をふいたり手をふいたり。
しばらくして、あれ?どこにいるのかなと思ったら、部屋の隅で持ってきた本を静かに読んでいて。ときどき妹が寄ってくると本を置いて、にこにこ相手をしてあげて。
子供を4人も連れて、お母さんもバイタリティのある人なんだけど、兄弟たちがとても仲良く、そして楽しそうなのがほんとに素敵でした。
息子は「Rくん(長男くん)のいる学校へ行く!」と心に決めたらしく(単純)、ひとりっ子の息子にも兄弟のパワーは伝わったみたいです。
2014年7月5日土曜日
スクールホリデー
渡航して初めてのスクールホリデーが始まりました。
こちらの小学校は4学期制。今回は日本の冬休みに当たるのかな。2週間のお休みです。
とりあえず来週の午前中、プールのプログラムに参加するほかはとくに予定もなく。
こちらは子供向けのホリデープログラムがほんとうにたくさんあります。オスカーという日本の学童クラブのような団体が主催するものや、地域のコミュニティセンター、スポーツクラブ、あるいはシティの博物館や動物園でも休暇中の子供に向けたアクティビティがいろいろ。
両親ともフルタイムで働いている家庭は、朝から夕方まで子供だけ預かってくれるプログラムが必須。今日はアート、明日はゲーム、その次の日はみんなでピクニックと、プログラムも子供たちを飽きさせないようカラフルに組まれています。
息子は「学校休みに宿題がない!」と大喜び(笑)
とはいえ、プログラムは一日40ドルから50ドルといいお値段なので、そうそう毎日は無理。最近はかなり寒くなってきて、冬に特有な雨も多いから、公園や海岸で長時間過ごすことも難しい。母子ふたりなので遠出にも限界があります。
家と家が離れているのと安全の問題から、子供だけで誘い合って公園で遊ぶような光景はあまり見ません。小さな子供は放課後もホリデーも、基本は親と一緒に行動。そういう意味では日本はラクだった?
今日はとりあえず、学校のお友達とお母さんが我が家に遊びに来ることに。夜は職場の先輩ママさんが「ボロいけど美味しい餃子の店」へ連れていってくれます。息子、天国(笑)
さーて2週間、どうやって乗り切ろうかな。
2014年7月3日木曜日
男子校のウワサ、その後
うーん、物陰からだれかに観察されてるのかな???
と思っちゃうほどタイムリーなことが。
男子校の「悪いウワサ」が書き込まれた掲示板をさきほど覗いてみたら、どうやら我が家が候補に考えている男子校の卒業生であろう人の書き込みが。
その方は数年前に3年間その学校に在籍されて、盗難があったのは1回のみ。体育の授業中にある生徒のカバンから携帯と財布がなくなったそうです。もちろん盗んだ生徒は退学処分。それ以降、学校側の管理も厳しくなり、そういった盗難は起きなかったそうです。
また、学校にはアイランダーの生徒さんも多かったそうですが、人種差別もなく放課後は仲良くサッカーやラグビーをしていたそう。
ああ、どなたか存じませんが、ありがとう!いっきに安心(笑)
その方が書かれていたように、裕福な地域の学校だからでなく、学校や教師のあり方を見て決めることが重要ですよね。なによりアイランダーの生徒さんたちにきちんと居場所があったというお話が、とても心に残りました。
まだ入学願書も書いてないし試験だってあるのに、期待ばかりが膨らみます・・・
男子校のウワサ
前回のつづきですが。
男子校を見学するにあたって、そもそもNZの男子校ってどんなところなの?と思い、またまた検索(笑)ネット情報は「話半分」で頭に入れるようにしています。
ネガティブな情報で気になったのは、やっぱり「いじめ」「暴力」さらに「盗難」の話題。具体的な校名はさすがに出てきませんが、Desile10の地域にある男子校、ということで息子の進学候補先ではなさそう。
候補の学校は学区がなく、生徒は広範囲のカトリック系小学校から選抜されるので、場所は高級住宅街なんですが富裕度はDesile8です。
日本人の書き込みによれば、NZでは男同士のケンカについてはかなり鷹揚で、学校に訴えても「まあそんなもの」と対応されるとか。また、学校に置いておいた私物(文房具とか)がなくなるのは、裕福な家が集まっている地域の学校でも変わらないそう。
思春期の男子の集団ですから、NZであれ日本であれ、避けて通れない問題はあります。事前にしっかり心構えを持っておけば、実際そういう場面に出くわしても冷静に対応できるのかもしれません。
英語にも環境にも不慣れな息子を守らなくてはいけませんし、その一方で、日本のような「安全」「平等」が決して世界の「あたりまえ」ではないことも学ぶ必要があります。留学は負の経験からも学ぶ気持ちがなければ、続けられることではありません。
もちろん自分たちが当事者になったらクールに構えていられないのでしょうが。
2014年7月2日水曜日
カトリック、そして男子校
とにかく広い。広い。受付が分からなくて迷っちゃいましたよ。日本のちょっとした大学くらいの敷地に、二階建てのシンプルな校舎がずらっと並んでいて。派手さはないけど、とても清潔で美しい。男子校という汗臭いイメージは皆無(笑)
教室がガラス貼りで、廊下を歩いていると授業中の生徒と目があったりするんだけど、必ずにっこり笑ってくれる(笑)案内係の先生と一緒に高学年の技術クラス(家具を作ってました)の教室に入ると、電動ノコギリを使ってた生徒がすぐに手を止めて、私たちの案内が終わるとまたすぐ作業を始めて。
ああ、音がうるさくて会話のじゃまになるから待っててくれたのね。
廊下で先を歩いていた生徒がドアをあけて私たちを通してくれたり、こちらでは普通なのかなあ。なんだかうれしい(笑)
息子はと言えばずっと無言でキョロキョロ、挙動不審なコドモになってた。
水泳教室で使っている室内プールに行くと、偶然、息子のコーチがいました。「あれ?」っていう顔で近づいてきたので、学校見学に来たというと「君がぜひ僕の後輩になってくれることを望むよ!」って息子と握手。ここの卒業生だったんだ。
コーチ大好きな息子、それだけで学校への期待値うなぎのぼり(笑)
見学のあとカリキュラムの説明や、校風について、留学生のケアについてみっちり説明があって終わったのは2時間後。一度では書ききれない内容なので、また改めて報告します。
とりあえず第一印象は、とっても良かった!
2014年7月1日火曜日
個人面談
はい、行ってきました。初個人面談。
予約(インターネットで)した時間の10分前に体育館へ入ると、生徒用のデスクをはさむようにして先生と保護者が向き合っています。全校すべてのクラスがここに集まるので、かなりにぎやか。日本のように、ひとりずつ教室に入ってドアを閉めて、とはずいぶん違います。
ぼーっと立って様子を眺めていたらポンと肩を叩かれて、振り向くと校長先生が。
「だいじょうぶ?担任がいる場所は分かる?」。面談は10分ずつなので、時間がくると校長先生が合図のベルをならして、面談する親が入れ替わるという仕組みだそう。
よく見ると夫婦そろって来ている人たちも少なくありません。教育熱心な家庭が多いのかな。「すごくオープンで日本と違いますねー」と言うと校長先生は笑って「リラックスしてなんでも聞いてちょうだいね」。
そして順番が来て、息子の担任の先生のところに。
まだ30代前半とおぼしき女性の先生で、笑顔がチャーミング。開口一番「Y(息子)はとってもラブリー!私は彼が大好きです」とにっこり。いえいえそんな、とつい照れる日本人ハハに「Yは英語もよく頑張っているし、算数も!そうそうアートの作品は私もクラスメイトもほんとうに感嘆したわ!」。
ほめ殺しに照れるスキもありません(笑)
地元の子供たちと仲良くできてますか?と一番気になっていたことをたずねると「授業でグループワークのときは自分から参加していますよ。もちろん子供同士、互いに信頼関係ができるには時間がかかります。でもYなら大丈夫。心配しないで」。
あとは自宅での英語のフォローの仕方をたずねたり、日常生活に不安はないかを聞かれてあっさり10分終了。にこやかにお別れしました(笑)
まあ、まだ2ヶ月で具体的な話題を出すのも無理なこと。とはいえ、大きな問題なく過ごせているようでちょっと安心しました。
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