2014年7月26日土曜日

日本人の距離感



今日、オークランドに長く暮らしている日本人女性とお話する機会がありました。

彼女はこちらに暮らしている日本の人たちと、必要以上に接点を持たないようにしているそうです。理由は「人数が少なすぎて、良くも悪くも生活に影響が出やすいから」

たとえば個人的にだれかと不仲になると、そのウワサが職場や学校にも広がってしまったり。特定の人と仲良くしすぎると、その人がいなくなったとき(実際、親友だった人が帰国したとき)想像以上の喪失感があったから、だそう。

彼女がニュージーランド人の家にパーティなどで招かれ、ホストが「同じ日本人同士だから」と気をきかせて紹介してくれるときも、あえて最初は距離をとってお話するんだそうです。

正直、ちょっとびっくりしました。

というのもその女性、とても明るく社交的で、どんな人とでもおつきあいできそうなタイプに見えたから。「私ははっきり物を言うタイプだから、日本語だとキツく伝わることが多いのかもしれません。英語で話せる相手のほうが、妙な気を遣わなくて気楽なんですよ」

彼女は東京に暮らしていたころ、地域や母親同士のおつきあいも熱心に参加していたそうですが「最後は疲れちゃってNZに来たんです」と。「でも海外は海外で、また違う気遣いが増えるのよね。日本人の距離感って独特だと思う」

私にはまだ実感がわかない話でしたが、いずれ自分の問題として考えるときが来るような気がします。渡航して3か月経って少し弛みはじめていた気持ちを、ちょっと正されたような気がしました。








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