2014年7月30日水曜日
学校選びの基準
今日、これから息子の希望する男子校で面談があります。
さらにきのう日本の知人からNZの学校の選び方について聞かれたので、あらためて「どうしてこの学校が良いと思ったのか」を整理してみました。
1)クリスチャン系
私も夫も、学校は「大学へ行くため」だけの場所でなく、子供が社会へ出る前にいろいろな経験やスキルを身につける場所であってほしいと思います。そのため「学校が何を重要だと考えているか」は大きなポイント。この男子校はクリスチャン系で、倫理や道徳について学ぶ・考える時間が比較的たくさんあります。人として、友人として、家族として、自分がなにをするべきかを社会に出る前にじっくり考えてもらえたら、と思いました。
2)男子校
この学校はyera7からyear13までの7年間を同じ仲間と過ごします。多感な思春期に密な人間関係を経験することで、よい友人、よい師に巡り会ってもらえたらと思います。とはいえ同じクリスチャン系の姉妹校である女子校と、学校の行事や休日イベントなど一緒に活動する機会もあり、そのバランスも良さそう。そして先日、留学担当の先生が言われた「男の子は競争と親密さのなかで成長する生き物です」という言葉にも共感しました。
3)家庭の富裕度
生徒の家庭の豊かさ指標となるDecileは最下が1、最上が10。この男子校は8です。よく「富裕度が高いから安全・安心」という学校紹介がありますが、先日の掲示板の件もあり、私は必ずしもそうでないと感じます。また我が家が決して「お金持ち」ではなく、同じような価値観の層のほうが、なにかと良いようにも思います。この学校は、オークランド近郊のクリスチャン系の小学校から広く生徒を集めているため(公立のような学区がありません)学校は富裕層の多い地域にありますが、貧しい地域の子供も遠方からバスで通ってきたり寮に入ったりして学んでいます。
4)人種と国籍
学校見学に行ったときの第一印象は、白人の子供がそれほど多くないこと。アジア系というよりアイランド系、マオリ系と思われる生徒が多いように感じました。「富裕層の白人が多い学校」が日本人には人気と聞きます。NZの明るく楽しいイメージ、なのかもしれません。でも私と夫は、いろいろな人種や国籍の生徒がいる学校のほうが「NZらしい」経験ができるのでは、と考えました。人種の違い、文化の違い、考え方の違いを肌で感じて、トラブルや行き違いを乗り越えて、はじめて理解できることがあるのではと思います。
学校に「ベスト」はありませんし、良い面と悪い面は背中合わせ。それはどこを選んでも変わりません。どんな学校に子供が通おうと、親(家庭)がその経験をどう捉え、子供と一緒に考えていくのかによって、学校は正にも負にも働くものだと思います。
ニュージーランドだから、でなくたぶん日本でも同じかもしれませんね。
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