・小学校での算数、とくに素早く正確に計算する基礎訓練が不足している。
・ゆえに、複雑な計算問題は電卓を使わせる(テストでも)ので学力が伸びない。
・漢字や文章表現は、継続的に努力しないと上達しない。
いわゆる世界の子供の学力調査を見ると、NZは理数系が弱く、平均でも日本のほうが圧倒的に上です。また、日常的に日本語に触れない=忘れていくのは当然で、日本語の力をどう保っていくかは我が家にとっても大きな課題です。
息子は日本語補習校は行きたくないと言うので、とりあえず小学校6年生が終わるまでは日本の通信教育を取り寄せています。日本から持参した教科書を読んで、問題集をやり、月末にはテストを送付。親はそこそこ手間がかかりますが、本人はそれを負担に感じていないようで、「教科書っておもしろいんだね」なんて感動してたり(笑)。
そのあと、日本の中学校以降についてはまだ白紙です。親が教えるのは小学校が限界だと感じていますが、とにかく初めての体験なのですべては手探り。周囲には、家庭教師をつけたり、日系の学習塾へ通わせていたりするご家庭もあるようです。
あくまで私の経験ですが、自分の進路を考えたのは高校2年の終わりごろ。それまでは文系でも理系でも進めるように、まんべんなく勉強することが求められました。とくに苦手だった数学で足を引っ張られないよう、好きな国語や英語は後回しにして必死で微分積分を勉強してましたね。
でも大学に入った瞬間、すべてを忘れたような(笑)。
息子がこれからどんな進路を取るのか、将来どんな仕事をしたいのか。NZは日本より早い段階で考え、それに合わせて授業も選択していくそうです。もし日本の理数系の難関大学へ進学したいなら、それ相応の対策をしないと無理でしょうし、日本語を多用する仕事を選ぶならNZより日本の学校で過ごすほうがいいのかもしれません。
すべては息子次第です。
そういう意味で、先々をより遠くまで見渡せることが、私たち親子がいまNZにいる最大のメリットかもしれません。
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