2014年6月27日金曜日

校長変われば学校変わる?



昨日、学校のティータイムに別の公立小学校から転校してきた親子さんに会いました。

ちなみにその学校、Desileという「学区の富裕度を示す指標」が10段階中の10、つまりとてもお金持ちの家庭が多いのです。奇しくも私たちが見学した2校のうちのひとつ。

お母さんによると、数年前までは評判のよい女性の校長がいて学校の雰囲気もとても良かったそうなんですが、新しい校長に変わってから学校運営=ビジネス、という姿勢が強くなったんだそう。

裕福な親からの寄付集めが強化されて、学校施設もどんどん刷新されて、その一方で生徒のケアがおざなりになってきたり、親とのコミュニケーションも学校側の「手抜き」を感じるようになってきた、とそのお母さん。

「公立は校長先生次第なんだなあと実感しました」と。

こちらの公立では、学校の人事や運営にも保護者が強い権限を持っていて、多数の親が望めば校長先生であってもクビになってしまいます。でも、その男性校長がクビにならないのはなぜ?と思ったのですが、「親のなかに支持派もいるんでしょう。ただ、前の校長を慕って入学した家庭はどんどん転校してました」。

対照的なのが、その小学校のすぐ近くにある公立の高校。

高級住宅街にあるのに生徒のほとんどは学区外から(つまり富裕層に人気がない)。大学進学率も低く、どちらかというと「やんちゃな子供」が通う学校として認知されていました。ところが、数年前に意欲的な校長先生(この人もなぜか女性)がやってきて学校改革に乗り出し、なんと今年、大学進学率が9割を越えたんだそう。9割というのは私立の進学校に匹敵する数字です。

ニュージーランドの新聞にも、この話題が大きく取り上げられていました。

こういう公立学校の事情は、来て見て聞いてみないことに分かりません。そして、どの学校が自分たちにとって良いと判断するかも個々の家庭次第。よい公立学校を求めて、家族で転居を繰り返すことも珍しくないそう。

公立校選びの難しさは、日本と変わらないのかもしれません。










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