2014年6月9日月曜日

パートタイマーという仕事



私と同じガーディアンビザを取得してニュージーランドに来ている日本人のお母さんが、今月初めから日本料理店のキッチンでパートタイマーとして働きはじめました。

パートタイムで働くには移民局にビザの条件変更を申請しなくてはならず、そのお母さんは確実を期してビザの専門家に申請代行を依頼。無事、変更ができたそうです。

ところが、働きはじめてわずか2週間目に店主から「もうすぐ店を閉める」と伝えられたというのです。なんでも店のスタッフが確保できず、夜のシフトに入っていた店主の家族から「もう無理」と言われ、閉店せざるをえない状況なんだとか。

そのお母さん、ビザの変更申請のために多額の手数料や申請料を支払い、それすら回収できないうちに失職なんてとがっくり。いくらなんでもそれはひどいと私も思いました。

ただ、周囲の在住歴の長い人たちに言わせると「それは仕方ない」。英語がまだ充分に話せず、子供が学校に行っている時間帯しか働けないガーディアンのお母さんは、仕事を選べないのが現実です。

日本にいたころも、同じような経験がありました。

お母さんたちのなかには優秀な、技術や能力を持った人もいて、正直働かないのはもったいないと思うのですが「パートタイムの条件で働くより、主婦業、母親業に専念したほうがいい」と言う人は少なくありませんでした。

もちろん保護者としてビザを得ているのですから働き方に制約があるのは当然ですが、パートタイマーという仕事にもう少し幅があればいいのに、と思います。お母さん同士が助け合ったり、同じ日本人同士で人出の不足を補い合うような仕組みを、法の範囲内でつくれないものでしょうか。

遠くニュージーランドへ来ても、働く意志があり能力もあるお母さんたちに会うたび感じることは日本と変わりません。





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